看護師の仕事

看護師が「白衣の天使」と言われる由来は、ナイチンゲールです。昔の実態と彼女の功績によって看護の発展が為されたと言えます。そんな、看護師になるには?仕事状況は?転職するには?などなど、看護師に関連した記事を投稿します。

いつの時代でも看護師という職業は憧れの的となっているようですね。最近、新聞に「子供がなりたい職業ランキング」が載っていたので、目を通してみたのですがやはり看護師は10位圏内。女の子の親も望むほどですから、よほど白衣の天使に特別なまなざしを向けているのだと思われます。ですが、看護師の転職・離職事情などを見るとわかるように、実際はとてつもなくハードな仕事であります。素直な患者さんもいれば、我儘を言う患者さんもいます。いい患者家族もいれば、クレーマーのような患者家族もいます。まぁ、こういったことは、どんな仕事にも言えることですけどね。

さて、一口に看護師の仕事といっても、内科や小児科、以前に書いた動物看護など病院や科によって周りの環境が変わります。主にどの科で看護師として働きたいかというのも、自身の今後に関わってきますね。小児科に行きたい、産婦人科に行きたい、という話を目にします。そんな中、今回は精神科・心療内科の看護師の仕事に焦点を当ててみます。

精神科・心療内科は、患者さんが自身の心の問題に対処できるよう支える、という仕事をします。具体的には、コミュニケーションを取ったり、薬の管理をしたり、日常生活を送るためのリハビリとしてレクレーションを一緒にするなど。他の科の看護師と変わらないのでは?と思うかもしれませんが、コミュニケーション面でかなり違いが出てくると思います。健康体の人にとっては何でもない言葉も、心の病を患っている患者さんにとっては重くなりかねないことも。

kangosisigoto看護師の仕事についてなんとなくの理解やイメージを持っていると思いますが、まだまだ知らない看護師事情がありますよ。たとえば制服です。看護師の制服姿で思い浮かべるものは、白衣のワンピースにナースキャップとサンダルといった姿ではありませんか?ですが、いつの間にかそれが変わってきています。

今ではナースキャップをつけていない場合が多く、白衣もワンピースではなくパンツタイプのツーピースが増えています。何故制服が変わってきているのかというと、衛生面と機能面において後者の方が、仕事がしやすいからです。看護師の仕事は、時に力仕事が必要なことがあります。患者を運んだりお風呂に入れたりと介助が必要な場合に、スカートのワンピースでは動きにくいのです。履物もサンダルから運動靴へと変わっていっているようです。もし床に使用済みの注射針や患者の血液が落ちていた場合、隙間の多いサンダルで踏んでしまうと二次感染の恐れがあるためです。患者や看護師の身を守る意味で、サンダルが廃止の方向へと進んでいるのです。
そして戴帽式でもある看護師の象徴的なナースキャップ。これは、埃がたまってしまうなどして不潔であることが原因の一端のようです。また、意外と背の高いナースキャップが知らずに精密機器に触れてしまうことも考えられ、廃止が進んでいるのです。

普通、看護師と聞くと人間相手のナースを思い浮かべると思いますが、今回は、看護師は看護師でも動物看護師の仕事について書いてみようと思います。

動物看護師は、その名の通り動物病院などで獣医師のもとで診療や手術の補助、受付業務などを行います。人間相手の看護師同様に知識や技術は必要です。日本では何年かのサイクルでペットブームが来ますよね。動物病院の数も増えてきましたし、動物看護師の需要も高くなってきていると思います。ですが、人間相手の看護師は国家資格なのに対して、動物看護師はとくに法律で決められた資格ではなく、あくまで民間資格となります。各団体が定めた審査基準に基づいて試験を行い、認定されれば動物看護師として働けることになります。ペット保険も出来たことですし、そのうち国家資格として必要となってくるかもしれませんね。

ちなみに、この資格を持って働ける場所は動物病院だけでなく、動物園や水族館、訓練所に行くという道もあります。

資格や患者に対して気遣いや安心を与えることなどが必要なことにおいては、人間相手も動物相手も変わりありませんね。ただ、人間と違って言葉が通じない分、こちらの思惑とは違うことが起きて大変な面が多々あると思います。それに家以外の知らない場所、知らない人だらけのところに連れてこられて動物も不安でしょうし、その飼い主さんへの心のケアをすることも重要になってきますね。動物が好きというだけでなく、変わらない気遣いが出来ることがこの職に就く条件でもあるのではないでしょうか。

看護師という仕事は実にハードワークですよね。毎日医師とのやり取りや患者さんのケアに追われ、自身の健康管理もままならないこともあるでしょう。非常に残念なことに過労死された看護師の方もおられます。

患者にとって看護師は、病気や怪我で弱っている心のサポートをしてくれる存在。ゆえに仕事ができるのは当たりまえにしても、専門性など仕事に関する何かよりも、気を配ってもらえることを重要視していると思います。気分が悪いことを伝えられない時でも、気がついてくれるような看護師を求めているのです。

弱っている相手に、看護師は疲れて弱っている姿や表情なんて見せられませんね。そのためにも、心と体のケアは患者だけでなく自身に対しても大切なものと言えます。

そういうわけで、看護師は自分の健康にどういう対策を取っているのだろうと調べてみたところ、とても興味深いものを見つけました。それは、過酷な労働や長時間勤務による医療ミスへの不安など、日々溜まっていく看護師のストレスを解消しようという試みでした。リエゾンナース(精神看護専門看護師)といって、患者だけでなくその家族と、看護師の心のケアをする職があるのです。ちなみにリエゾンとは橋渡しをする、連携するという意味です。

常に過酷な現場にいる看護師にとって、患者や医師以外の人間からのケアは仕事の質を高めるのにも有効だと思います。こういった試みがもっと広がって、看護師の負担が少しでも和らいでいくといいですね。

子供が将来なりたい職業、また親が就かせたいと思っている職業ランキングで、看護師は上位に入っています。

子供が将来なりたいと思う動機でよく聞くのが、病気やケガで病院に行き、治療や入院時に看護師さんによくお世話になって、自分も人を助ける側になりたいからというものです。子供に、こうなりたいと思わせるような仕事をする看護師さんて素晴らしいですね!

では、看護師になるにはどうすればいいのでしょうか?

まず看護師には正看護師と准看護師があり、前者は国家資格、後者は都道府県知事免許を得る必要があります。仕事内容はほとんど変わりませんが、正看護師は自分で判断して仕事が出来ますが、准看護師は医師や他看護師から指示を受けて仕事をすることになります。

准看護師は、中学卒業後に准看護師学校へ入学し、資格試験に合格することでなれます。なるべく早く看護師として働きたい場合には、これが早い道となります。ただ高校卒業資格がないため、後に正看護師になりたいと思った時に学歴面で不安が残るかもしれませんが、准看護師として実務経験が10年以上あり、2年課程の看護師学校養成所(通信制)で勉強すれば国家資格を受けられます。この通信教育は2004年から開始され、昔より准看護師から正看護師になりやすくなりました。

看護師は白衣の天使だと言われて納得できるぐらい、人から感謝され、求められている職業です。ですが、看護師は不足している状態で、必然的に看護師一人一人に対する仕事量が過酷なものとなり、結果退職して余計に不足…という悪循環になっています。

これから育っていく看護師のためにも、こういった良くない状態は一刻も早く改善されて欲しいものです。

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